【高校野球島根県大会を支援してきました】 1

 

2021年7月16日に開幕した第103回全国高校野球選手権大会島根県大会に、
島根県理学療法士会として、選手のコンディショニング・救護サポートとして支援しています。

 

 

私は、7月20日の松江市営球場での支援に参加させて頂きました。

昨年の大会は新型コロナウイルス感染症の拡大で全試合中止になった事もあり、
今年にかける強い気持ちは選手も含め学校及び大会関係者からもひしひしと感じとられました。

 

 

 

試合中、熱中症や筋痙攣、疼痛等で運ばれる選手がおられます。

また、デッドボールやプレイ中の外傷など、選手が助けを求める場面は様々です。

熱中症に関しては、看護師でも充分対応できるのですが、筋痙攣や疼痛でのテーピング等はなかなか難しい様で、運営本部及び看護師、監督、選手からは理学療法士としてかなり頼りにされているのを知り、この事業に関しての必要性を今回改めて肌で感じました。

 

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当日も運営本部の方から、前日の試合(私が介入していないのですが)でとてもお世話になり助かりましたとお礼の言葉も頂き嬉しく感じる事もできました。

私もスポーツ観戦は好きですが、野球の経験はなく高校球児でもありません。

しかし、どのスポーツ競技も一緒かと思いますが、猛暑日の中、必死になり勝利を目指し試合をしている姿を観るととても心が熱くなり、何か自分にもできる事はあるのではないかと改めて感じることができました。

 

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今年度は日にちの関係上1日だけの介入ではありましたが、来年度もし介入する機会がありましたら、個人的にはまた介入させて頂きたいと思っています。

運営本部、看護師、監督、選手と様々な方が皆様のお力を必要としています。

高校野球のみならず多くの大会が夏に開催されます。会員の皆様は各施設等でご勤務の中、忙しく過ごされていることと思いますし、ボランティア活動に充てる時間は多くないことと思いますが、理学療法士の力を多くの方が求めていらっしゃいます。

 

来年度もこの支援事業が実施された際には、出張願の発行など、士会でも支援させて頂きます。何卒皆様方ご協力の程宜しくお願い致します。

 

島根県理学療法士会 東部ブロック部部長

安来第一病院 平野博之