新年あけましておめでとうございます。
新しい一年の始まりに会を代表してご挨拶させていただきます。

新しい年は災害や事故といった非常に重く辛い始まりとなりました。
この度の災害、事故でお亡くなりになられた方々のご冥福を祈ると共に、被災ならびに被害を受けた方々の1日も早い回復、そして復興が進むことを心より祈念いたします。

市民の方々の健康を守り、自立した生活を送っていただくことを支援することが私たちリハビリテーション職種の役割です。
この度の災害において多くの方々の生活がいつも通りではなくなりました。
こういった場面においてもリハビリテーション職種が生活の支援を行うことが重要です。
一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT:https://www.jrat.jp/)は発災後より医療的支援の一翼を担い、被災した方々の生活を支援するべく活動を行います。
JRATの都道府県組織である島根JRAT(https://egutchi7.wixsite.com/jrat-shimane)と共に私たち島根県理学療法士会も災害の現場での医療的支援を担うため日々情報交換そして活動を行っております。
災害や事故直後はもちろん、その支援は長い年月をかける必要があります。
リハビリテーションの役割はこういった場面においても重要であり、継続的に活動を行ってまいります。
私たちの役割は病院や施設の中だけでなく、地域に根ざした種々の活動を行っていることも知っていただければ幸いです。

「あなたの“大切”を彩る」というミッションスローガンは策定より約3年が経過致しました。
各部局が様々な事業を展開し、引き続き私たちが取り組んでいくべき事業の中心にミッションはあります。
時間が経過し、実践を重ねる中では修正も必要になります。必要なものは継続し、改めるべきものは改める。
そういった検証作業も含め、引き続き地域に根ざした活動を推進して参りたいと考えております。

本年も、会員一人一人が、理学療法士としての責務を果たし、地域の力となり「私ごと」として、様々な事柄に取り組み活動を進めて参りますので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

県民の皆様はじめ、ご支援、ご協力いただく多くの方々のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も何卒宜しくお願い致します。

令和6年1月5日
一般社団法人 島根県理学療法士会
会長 小川昌