臨床で理学療法士が頻繁に遭遇する股関節・膝関節疾患について、「痛みの部位」のみに注目しても、真の改善に繋がりにくいことが少なくありません。闇雲に治療を行うのではなく、症状の根本的な原因を評価によって的確に把握し、適切な治療戦略を立てることが重要です。
本研修会では、運動器理学療法の分野で全国的にご活躍されている工藤慎太郎先生を講師にお招きし、理学療法士が頻繁に遭遇する股関節・膝関節疾患に焦点を当て、講義と実技を行います。
解剖学・運動学に基づいた論理的な評価の視点、確実な介入に繋がる臨床推論の考え方、そして明日からすぐ実践できる具体的なアプローチを体系的に整理してお伝えします。