平素より,内部障害専門部会の活動にご協力いただきありがとうございます.
本年度当班は,内部障害に関わる資格の紹介をさせて頂きます.
皆さんのスキルアップ,学習の一助になれば幸いです.
詳細は 下記URL参照下さい.

【紹介資格】
呼吸ケア指導士

【資格概要】
呼吸ケア指導士制度は日本呼吸ケア・リハビリテーション学会が新しい制度として2013年4月より導入した認定資格です。
目的は、呼吸障害をもつ人々の継続的ケアをチーム医療の中で実践するべく、呼吸ケアに関する最新の基礎的知識と臨床的技術を取得して、地域において指導的な役割を担っていける人材を認定し支援していくシステムです。
対象は医師、歯科医師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、栄養士・管理栄養士、薬剤師、放射線技師、言語聴覚士、臨床工学技士、臨床検査技師、介護福祉士、その他の呼吸ケア領域で専門職種として活動できる立場の人です。
継続して3年以上本学会の会員であり(会費納入が継続されていること)、所定の研修単位(50単位以上)を取得し、認定委員会で認定されれば呼吸ケア指導士と認定します。初級・上級コースを設けてスキルアップをはかれるよう計画されています。研修単位は学会で認定する講習会、学術集会への参加、発表、学術論文の発表などによります。

【資格認定団体】
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会

【受験資格,試験料などの詳細】
下記URLからご確認下さい
呼吸ケア指導士規則
https://www.jsrcr.jp/medical/shidoushi/kisoku.html
呼吸ケア指導士細則
https://www.jsrcr.jp/medical/shidoushi/saisoku.html

【ホームページURL】
詳細は「https://www.jsrcr.jp/medical/shidoushi/」のHPでご確認ください。

【取得者のコメント】
島根大学医学部附属病院 リハビリテーション部 福原翔 さん

(1)なぜこの資格を知ったのか?なぜ取得しようとしたのか?
職場の先輩の紹介で呼吸ケア指導士の資格を知りました。
取得のきっかけは、呼吸器疾患の方を担当することが多く、指導の重要性を感じていたのが理由です。
呼吸器疾患の方は入院中のリハビリテーションのみで完結することは難しく、
セルフマネジメント技術を指導するためのポイントを身に付けたいと思い、資格取得を目指しました。

(2)取得したらよかったことは?
取得のために学会発表や研修会への参加が必要でしたが、その過程で得た知識は今も臨床で役に立っています。
また余談ではありますがバッジのデザインが素敵だと思います(笑)。

(3)今後取得しようとしている方にコメントを!!
どの資格も取得するのは簡単ではありませんが、資格取得を通して得た知識は必ず臨床に活きてくるはずです。
少しでも前向きな気持ちがあれば、「1Action」としてまずは行動してみることをおすすめします!