ShimaNE-WS / 内部障害専門領域部会からのお知らせ -第三弾-
平素より,内部障害専門部会の活動にご協力いただきありがとうございます.
本年度当班は,内部障害に関わる資格の紹介をさせて頂きます.
皆さんのスキルアップ,学習の一助になれば幸いです.
詳細は 下記URL参照下さい.
【資格紹介】
CDEJ(日本糖尿病療養指導士)
【資格概要】
CDEJ (日本糖尿病療養指導士)とは、糖尿病治療にもっとも大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフです。
高度でかつ幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援します。
この資格は、一定の経験を有し試験に合格した看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられ、2001年3月に第1回認定試験が行われました。
CDEJに認定されることは、糖尿病の臨床における生活指導のエキスパートであることを意味します。
糖尿病患者の療養指導は糖尿病の治療そのものであるとする立場から、患者に対する療養指導業務は、わが国の医療法制上で定められたそれぞれの医療職の業務に則って行われます。
【サポート団体】
「日本糖尿病学会」「日本糖尿病教育・看護学会」「日本病態栄養学会」
【受験資格】
https://www.cdej.gr.jp/modules/before/index.php?content_id=1
【試験日・会場】
(1)実施期間:毎年3月~4月にかけて3週間程度*
(2)実施場所:シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)社共通テストセンター*
*受験者本人が(1)(2)の中から希望の日時、会場を選んで予約します。
【試験内容】
(1)客観試験 CBT(Computer Based Testing)方式* 120問
(2)「糖尿病療養指導自験例の記録」10症例 (受験申請時に提出)
【受講費及び審査料】
22,000円(受験資格審査料5,500円を含む、税込)
【出願期間】
https://www.cdej.gr.jp/modules/general/index.php?content_id=3
※本年度の予定は各自H Pでご確認ください
【資格更新】
更新の手続きは、認定期間(認定証に記載されている5年間)5年目に行います。
更新の条件は以下のとおりです。
(1)糖尿病療養指導の業務に従事
(2)本機構主催「認定更新者用講習会」を受講
(3)認定更新のための研修単位を取得
(4)糖尿病療養指導の自験例
【ホームページURL】
詳細は「https://www.cdej.gr.jp/」のHPでご確認ください。
【取得者のコメント】
島根大学医学部附属病院 リハビリテーション部 伊藤郁子 さん
1)なぜこの資格を知ったのか?なぜ取得しようとしたのか?
入職して数年間、内部障害には全く興味はありませんでしたが、「糖尿病友の会」の事務局をしている栄養士さんに勧められて糖尿病療養指導士の資格を取りました。
2)取得してよかったことは?
資格を取ってから、糖尿病に関する学会・研修会参加、色々な医療職・患者さんと話しをすることによって、学ぶことがたくさんありました。特に理学療法士としては、糖尿病の合併症を事前に予測して予防的に介入しようという意識に備わりました。
人の行動を変化させることは医学的に正しいと言われていることを強制的に押し込めることではなくて、どういうふうに病状を理解して認識させるか、患者さんの個人的なパーソナリティを含めて話しあうことが必要かと思います。患者教育というのは一方向的で画一的なものではないと実感しました。
3)今後取得しようとしている方にコメントを!!
糖尿病療養指導士の方々はみなさん療養指導において優れた方が多いです。ぜひ糖尿病療養指導士になって、学会・研修会で交流して自分の殻を破ってください。